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 ~ イタリア料理・西洋菓子教室主宰 田中玉緒のオフィシャルブログ
カテゴリ:日々のあれこれ( 171 )
2月のイタリア料理基礎科とヨランダ先生のこと…
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今月の基礎科では、イタリアのドルチェの中ではおそらく世界で一番有名な「ティラミスー」を教えます。

昨秋から再スタートした基礎科(2年間)はメニュー構成を見なおして刷新中、今月は「帆立とグレープフルーツのマリネ」のほか、実習を加えた「じゃがいものニョッキ」に「基本のトマトソース」、トマトソースを敷いてもおいしい「魚のカルトッチョ(紙包み焼き)」、カフェティエーラを使ったカッフェの淹れ方をご紹介しつつ、自慢の「ティラミスー」を仕上げます。

基本の「サルサ・ディ・ポモドーロ(トマトソース)」なども時代に応じて味を変えても、この「ティラミスー」だけは本場で習ったリチェッタのまま、この時期ならではの甘い越冬じゃがいもで作る「ニョッキ」もお楽しみに!

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さて、イタリアの家庭のお菓子作りでよく使う「サヴォイアルディ(〜サヴォイア家@トリノにちなんだ「おフランス風のビスキュイ」というようなネーミングです)」は大きなフィンガービスケット。この「サヴォイアルディ」を見るたびに、ミラノでお世話になったヨランダ先生のことを思い出してしまう。

アシスタントとして師事していた洋菓子研究家の加藤千恵先生に三ヶ月のお休みを頂いて向かった「イタリア料理留学」は、私にとっては3度目のイタリア短期留学でした。先の2回はフィレンツェに滞在、語学学校に通算六ヶ月も通ったわけで、今では忘れてしまってさっぱり冴えないイタリア語もそこそこ通じていたし、日本のイタリア語の学校の友人がミラノにいたので同じパラッツォのアパルタメントを手配してくれて心強かった。

当時のイタリアには料理を習おうにも料理教室など殆どなく、職業訓練校的な学校があるのみ。そんな中で「La cucina italiana」という料理雑誌で見つけたサンバビラの小さな学校に通うことを決めて旅立ちました。

もう24年近くも昔のこと、まだ日本人も少なくて、私が「ミラノには料理を学びにきている」と知ると、いろいろ助けてくれる駐在の方たちがいらして随分助けられたのですが、家も近くてひときわお世話になったN田さんから、ヨランダ先生を紹介してもらいました。

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先生は70過ぎのお1人暮らし、スイスにルーツをもっていらして、北イタリア人らしく長身ブロンドの綺麗なお祖母様でした。英語がおできになることと、「礼儀正しい日本人が好き」ということで、駐在の奥様がた相手に英語でイタリア料理のグループレッスンをされていたのです。

私はすでに2つ目の学校を見つけて掛け持ちで通い始め、グループレッスンにはスケジュールが合わなかったのですが、N田さんのご紹介を受けてSig.ra にお電話してみたところ、「貴女はイタリア語ができるから、個人レッスンをしてあげてもいいわ」となりました。

それからは週に一度、先生に言われた「買い物リスト」をもとに教えてもらう料理の材料を買って持ち込んで、2人で料理を作って持ち帰るマンツーマン、作り終えるとサロンでお茶を用意してくださって、少しイタリア語でお喋りしてから、料理を包んでもらって帰宅。

忘れもしない最初のメニューが、写真の「ドルチェ アル カッフェ」。

初回は電話で材料リストをレッスン前夜に伺ったものだから、チェントラーレの24時間スーパーまでBFに車で送ってもらって一緒に材料を探してもらって揃えました。現在教室で使っているこの「サボイアルディ」はイタリアではごく一般的なもの、まさしくこれと珈琲やバター、チョコを買ってヨランダ先生のお宅を訪ねました。

最初は持ち帰り式とも知らずにいましたが、巨大なサイズのケーキが無事できあがり、ホイルに包んでからどこかのお菓子屋さんの包装紙を綺麗にとっておいたもので丁寧に包んでくださいました。

日本でお菓子の先生の元で働いていた私からすると、「え?まさかこれでオシマイ?」って感じの驚くほど簡単なケーキでしたが、シンプルだけど美味しかった。でもね、甘いモノが苦手なBFと少食の私では巨大トルタを持て余してしまって、近くに住むブレラ(美大)の友人たちに差し入れたこと(そして、「何、この見たことも聞いたこともない大きなケーキは?」と驚かれたことも…)鮮やかに覚えています。

今月テーブルに飾っていた「カルチョーフィ(アーティチョーク)」も、ヨランダ先生のレッスンで生まれて初めて使った食材、お肉を詰めてトマトソースで煮こむ「ローマ風カルチョーフィ」を習ったのです。

カルチョーフィはアクの強い野菜でレモンを使いながら下処理するのだけれど、キッチンに並んで料理するといつも、まだ若かった私の手先をご自身と見比べて、「コジー ベッラ マーノなんだから、大事にしないとね」と仰るわりには、「カルチョーフィは手が荒れるから、貴女がやってね」って。上品だけど実にさばさばしたシニョーラ。

そのうち(私よりイタリア語のできる)ブレラのMちゃんもヨランダ先生のもとに個人レッスンで通うようになったのだけど、ナターレ前のレッスンでは、「貴女とMに、教会のバザーで買っておいたプレゼントがあるのよ」と、例によって始末よくとっておかれた綺麗な包装紙で梱包したカレンダーをくださったヨランダ先生。

ご自分で包んだ2つの包み紙をそっと開いて、「Mには内緒で、玉緒が先に好きなほうを選んでいいのよ」と一番弟子の私を大事にしてくれる?お茶目な部分も。そしてナターレ〜お正月の休み明けのレッスンでは会うといきなり、「玉緒、貴女、少し太ったわね」ともはや全く奇譚のない言葉をかけられるようなファミリアーレな関係に。

帰国後たまたますぐ独立することになり、イタリア料理教室を浜町でスタートした一年目は当然忙しくてイタリアにも帰れませんでした。長文派のくせに妙なところで(形式的なものは特に苦手で)筆不精な私。うっかり翌年クリスマスカードすら出さなかったのだけど、年が明けて、自分が初めて撮影を担当させて頂いたパスタの料理頁の載った雑誌JUNONをヨランダ先生に送りました。

「ナターレのカードに返事がこないのですごく心配していた」と書かれた返信を読んで、スイス国境よりのイタリアに息子さんの家族が住んでいらして、決して暮らしぶりも貧しくないとはいえ、あちらは一人暮らしのお年寄り、非常に後悔。そして、私の送った雑誌をレッスンにきた日本人の奥様がたに「Bravaでしょ?」と毎回自慢しながら見せていらっしゃると人づてに聞き、「次のミラノでは絶対に先生にご挨拶に伺おう」と考えていました。

eメールのある今だったら、もう少し頻繁にコンタクトをとれていたのかもしれませんが、その後お目にかかることなく残念ながら亡くなってしまったヨランダ先生。

金曜朝のレッスン後の雑談でカルチョーフィを前に懐かしくヨランダ先生のお話をしたところ、週末のカルチョーフィで手荒れをおこし、また配達されたサボイアルディを見てヨランダ先生を再び思い出しました。しかし、自分が写真(に写るのが)嫌いな私の手元には一枚も先生の写真がありません。ホントにちゃんとヨランダ先生の顔を思い出せているのかもわからない。
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昔話をつらつら書きましたが、先生は何年もミラノで日本人の奥様たちにイタリア料理とイタリア語を教えていらしたから、どなたかもしヨランダ先生のお写真をもっていらしたらお知らせいただけないかしら、とのほのかな期待を込めました。

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by amarone-masi | 2016-02-24 23:21 | 日々のあれこれ
4年が経って
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震災から今日で4年が経ちますね。

今月の食後の「珈琲ケイク」、昨年からご縁ができた気仙沼の「ギャラリー縁」さんにもレッスンの準備の合間に一台焼いてお届けしました。大変お世話になっている八葉水産の清水社長ご夫妻にはもちろんですが、「ギャラリー縁」ではいらしたお客様に美味しい珈琲を出していらっしゃるので、お一口ずつでも一緒に皆さんで楽しんで頂けたら、と。

ご存知のように南国派!東北に全く縁がなかった私が、昨年夏の初東北以来、気仙沼出身の人情に厚く真面目で温かい皆さんのお陰で、ぐっと身近に東北を感じるようになりました。昨日いらした生徒さんには、「これ、先生の第二の故郷の。私の知り合いが制作に関わったので」とムービーまで。

「メカ」とか「マカ」(=メカジキとマカジキ)、鰹や秋刀魚についても、気仙沼の皆さんのお陰で随分詳しくなりました。

仮設住宅で不便な暮らしをされている被災地のかたもまだまだいらっしゃると思うと、寒い季節は特に胸が痛みます。が、私にできることと言ったら、生徒さんに東北のおいしい食材を紹介したり、健康に気をつけて元気に働いてささやかな寄付をすることくらい。

Rカーヴァーの小説ではありませんが、「ささやかだけど役に立つこと」ってあるはずだと信じて、心を込めて焼いたお菓子を贈ったり。

あれから4年…
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by amarone-masi | 2015-03-11 09:55 | 日々のあれこれ
来週のフラワーと
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週末の午後買いものにでた折に、習慣でつい花屋さんにも引き寄せられてしまって、小さなムスカリの球根たちと目が合ってしまいました(と思う…)。

これ以上、モノを増やさないようにしたいと思っているくせに、気づくと、球根用の可愛い花器とセットでお買い上げ!紫色のムスカリも無事育って咲くとよいのだけれど。

今年は一週遅らせましたが、いつもは年始のレッスン日が早いため、花屋さんで花材を選ぶのも難しい。実は保険で12月のうちに、1月のレッスン用にアートフラワーを買っておきました。

最近のアートフラワーはよくできていますから、その後で寄った素敵な和食屋さん@表参道でも、「まぁ、綺麗なお花!」とお店のかたから褒められたのですが、生花が部屋にあると随分気分が変わるもの。

テーブル花を求めて二軒ほどまわったけれど、残念ながら琴線に触れる花材はなくて、ムスカリだけが私を呼んだ、というわけです。年末から育てているアロエベラと並んで、出番がくるまでは窓辺で日向ぼっこさせておかないと。


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おまけで…
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by amarone-masi | 2015-01-11 22:21 | 日々のあれこれ
血液型不明
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夏の講座の最中ですが、2014年夏の和食の料理写真を背景に、閑話休題で「血液型」のお話など…

日頃健康過ぎるくらいだからかもしれませんが、ちょっぴり異変を感じて、病院で検査中です。

これは母からの遺伝のようですが私は血管が非常に細くて深く通っており、採血がしずらい。最近の看護師さんは皆さん上手なかたが多いけれど、昔はそれこそ手のひらから摂られたりして痛い思いを何度も…採血によい思い出がありません。腕から摂っても大抵ひどい痣になるし。

先日は当然その血液検査もしたものだから、そして随分たっぷり摂っていたようなので、いろんな検査に回すように仕分けする看護師のかたに、「これで血液型もついでに調べて頂けるものでしょうか?」と尋ねてみました。

ご存知のように、輸血の際には必ず血液型を実際に調べて確認しますし、亡くなった両親の実子であるならAかO型なのです。

まぁ、もう、ここまで知らないで生きてきたのですから、「もう1本採血が必要!」ということになるなら、やめておこうと思ったのだけれど、先生が出ていらして、「特別珍しい血液型でなければ、残った○ccで調べられますよ」と仰って下さいました。

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「どうでもいい」とはいうものの、これまでちょっぴり空しかったのは、女性誌などの「血液型占い」を全く読めなかったこと。

そして心苦しかったのは、「血液型不明」というと一般に驚かれることも多く、面倒だから一応、よく知らないかたとの世間話レベルでは「Aです」ということにしておいたのです、ごめんなさい!

そもそも外国人はあまり血液型を知りませんよね。昔好きだったミュージシャン@ブリティッシュロックも、血液型のアンケート項目に「red(赤)」と書いていたのを思い出します。

但し日本では血液型による性格占い?なども盛んですから、私もこんなに採血が大変な体質でなかったら、もっと早くに自分の血液型を知っていたことでしょう。

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そのうえ中学生だった頃に神戸の祖父が亡くなったのですが、それまでは、母と兄に加えて父もA型だと言っていたから、(Oの可能性があるとはいえ…)殆ど自分もA型だろう、と思っていました。

が、ますます血液型がどうでもよくなってしまったことには、祖父が手術をする際に同じA型だった(はずの)父も神戸の病院に駆けつけたのですが、調べてみると、なんと「O型」でした。

昔はこうした間違いも時々あったそうですね。

A型揃いのタナカ家の中でも、母は朗らかなひとでしたので「Oっぽい」、兄は我が道をゆき「Bっぽい」、大変几帳面で真面目な父だけが「典型的なA型ね〜」と言われていたというのにこの始末、ますますもって、AでもOでもどうでもいいのかな、と思うようになりました。

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きちんと計量して細かい作業が得意なイメージからでしょうか、「お菓子の先生にはA型が多い」とよく言われます。

確かに師事した藤野真紀子先生も加藤千恵先生もA型でいらっしゃいました。

藤野先生のご紹介で千恵先生のもとでアシスタントをしていた頃、たまたま血液型の話になり、「実は知らないのですが、AかOなので、なんとなくAかなって思っています」と答えたところ、「それはもう絶対にO型よ〜」といつもの確信に満ちた口調で先生。

「うちの主人もずっとそんなことを言っていたんだけどね、後になって調べたらO型だったの。だいたいA型だったら、その年まで(当時私は26歳)血液型を知らないではいられないわ(笑)」と…

そこから、なんとなく、「極めてAっぽいO型」もいるという噂も聞いて、心の底では「O型なのかも」と思いつつ、周囲の友人に何人も「水瓶座生まれのO型」がいて、そのユニークなグループとは一線をひきたい感じもあり(ごめんね!皆…笑)、引き続きお菓子作りも得意な、自称「A型」としてやってきたわけです。

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そしてまた何年もの日々が過ぎ、ある時、母が通っていた信濃町の大学病院で血液検査をすることになり、アシスタントさんたちが、「先生がAなのかOなのか、この際ですから絶対に知りたい。調べてきてください!」と。

そんなふうに言われるほど、AともOとも思えるようなボーダー上の性格です。

やっぱり映画にもなったようにBはマイペースで独特なものがあるように思うけれど、他はそんなに気にするほどの血液型による個性の差はないのでは???という気が今でもしています。

でもね、本来なら10年以上前のこのときに自分の血液型がわかる予定でした。その日も採血に大変苦心してしまい、看護師さんでは難しく、先生が中から出ていらして摂りました。

が、何本も摂るうちに鮮血を長いこと見ていたら、いつの間にか気分が悪くなってきて、「先生これで血液型もわかるんですよね?」と尋ねて、「血液型が知りたいのだったら、もう1本摂らないとね」と言われた途端に気を失ったらしく…次に目覚めた時は病院のベッドの上でした。

椅子からずり落ちるようにして気を失う寸前に、待ち合いの椅子に座っていたホンモノの病人の母が駆け寄ってきたシーンが今でも瞼に浮かびますが…もちろんもう1本採血しようなんて思えません。

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こうして長らく、差し障りがなさそうな場では自称A型としてやってきた私も、とうとう今日の午後には血液型不明から抜け出せます!

しつこいようですが、やっぱり水瓶オーよりは、水瓶エーなんじゃないか、と思う次第です。

長いこと、「血液型を知らない」というと驚かれ、「どうして?」と必ず聞かれてきたのですが、あまりに長い言い訳だったため、親しい友人しか詳しくは知りません。説明も面倒になって、信濃町以降はほぼA型として生きてきたわけです。

そんなわけで、今になって申し開きをしても仕方ないのだけれど、万一O型だった場合、A型だと伝えてきた皆様、申し訳ありませんでした!
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by amarone-masi | 2014-07-25 07:58 | 日々のあれこれ
連休に
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三連休は北風が冷たい幕開けになりましたね。

お休みを利用して東京を離れるかたも多かったのか、青山界隈も昨夜はまるでお正月かお盆のように、静かな夜でした。

そして昨日は、常日頃お世話になっている、教室のそばのリストランテ「コルテージア」さんに伺って、美味しいプーリア料理を堪能しました。

写真は、「プーリアといえば」のずらっと並ぶ楽しい前菜の数々。

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by amarone-masi | 2014-03-22 13:27 | 日々のあれこれ
牡蠣入りわかめスープ
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韓国通のアシスタントの坂井さんのオススメを聞いて、早速作ってみました「牡蠣入りわかめスープ」。

小さなフライパンで少しのオイルで揚げるから揚げ物もそんなに苦にしておらず、牡蠣といえば手っ取り早く「牡蠣フライ」にしてしまうことも多いのですが、先日私が作った「牡蠣のカダイフ巻き揚げ」の一件(笑い話なんです!)を休憩に話したところ、「余った牡蠣はわかめスープに入れても美味しいですよ〜」と。

正式な作り方は?ですが、ぬるま湯か水で戻した乾燥わかめににんにくのみじん切り少々を加えて熱した胡麻油でさっと炒め、水または昆布出汁を加えて沸騰したら火を落としてコトコト5〜8分(わかめの厚さによります…写真のカットわかめはご立派過ぎました)。

そこに洗った牡蠣と斜めに刻んだ長ねぎか青葱(お好みで、針生姜か青唐辛子などを加えても美味!)を入れて、さっと煮立て塩味を整えたら完成!塩味だけでもおいしいけれど、お醤油を少しさしても美味!

市販のわかめスープの素に、牡蠣を加えてみるだけでも美味しいと思いますよ。マイルドにしたかったら溶き卵もオススメかな。

ぐっと冷え込む予報の週末に如何かしら?と思い、簡単においしくできたから、ご紹介してみました☆
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by amarone-masi | 2014-02-14 00:03 | 日々のあれこれ
「出島」を使って
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種芋はもちろん北海道から出ているそうですが、この一ヶ月ほど九州産のじゃがいも「出島」をいろんなアレンジで楽しみました。

まずは届いてすぐに、「そのままシンプルに食べるのが一番!」と、出島をふかして、白トリュフ塩&教室でいつも使っている無塩発酵バターで!

甘みがあって美味しい〜!ので、そのままでも充分だったけど、トリュフ塩をしっかり打って甘さを引き立てながら楽しみました。

ちなみに、食べもの全般に関しては、相当気前がよいほうで、賞味期限がきれることって(高級食材に関しては特に!)まずありません。特に香りが大事なものは開けたらどんどん使って、また使い切れそうもなかったらアシスタントさんたちにどんどんお裾わけ。

先だっても和食のレッスンで白トリュフ塩を使ったところ、「随分前の白トリュフオイルがまだ家の冷蔵庫にある」、「昨年教室で分けて頂いたトリュフ塩、もったいなくて使えずにいる」などといった声が生徒さんからあがったのですが、出島に限らずシンプルなじゃがいも料理に、どちらも使って頂けるはずですよ☆

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たくさん送って頂いたので、1月のレッスンでもおまけのメニューに使って生徒さんたちにもお福わけした「出島」。

佐賀に住む美少年(を撮るのが専門の)フォトグラファーの大串祥子さんが、家庭菜園で採れたじゃがいもをまたまた送ってくれました。

多少の日持ちはする肉はもちろんのこと、鮮度が大事な魚介類よりも、「採れたての野菜、摘みたてのハーブ」を使える環境に憧れます。庭でこんなに立派なじゃがいもが採れたら素敵だろうな。

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1月のレッスンで作ったのは、サワークリームを使った「ポテトサラダ」。

前回送っていただいたときも、「じゃがいものアリオリソース」をレッスンでもご紹介しましたが、こういうじゃがいものお惣菜って便利ですよね!

マンションは案外冬も暖かいのでじゃがいもに芽が出そうになったら、私はいつでもあらゆるアレンジのポテトサラダ!

「サワークリームのポテトサラダ」のリチェッタは、明朝までに教室のFB頁でもご紹介しておきますね。

何もFB頁への誘導じゃないのですけれど、数少ないネットに通じた生徒さんたもBlogよりFBを見てくださっているようですし、長年通ってくださる方が多いために「レシピが膨大になり過ぎて、作りたくても探せない(ゴメンナサイ!今にオススメレシピの自費出版でも…笑)」とよく言われますから!

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「出島」をスライサーでせん切りにして、カリカリポテトの「ガレット」も何度か作りました。

朝ごはんにはもちろん、白身魚のポワレやハンバーグなどの肉料理の付け合せに、この「じゃがいものガレット」も大活躍のメニューでした。シンプルに食べるときは(開封しちゃったので)やっぱり「白トリュフ塩」で(笑)。

じゃがいものデンプンはガレットをかたちよく焼き上げるために大切、細く刻んだら水にさらさずにオリーブオイルを熱したフライパンですぐ焼きましょう。

ひっくり返す少し前にところどころコンビーフをのせても美味!コンビーフは専門店の手作り以外は加熱すると匂うので、片側から充分に焼いておき、返したらすぐサーヴィスするのがポイントです☆

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祝日だった昨日のブランチにも、2月のレッスンで教えた「チョコチップ入りのチョコパンケーキ」に添えてサーヴィス、友人にとっても好評でしたよ。

パンケーキは甘さを控えた配合で、朝食にもピッタリ!このように山積みにして、バター(教室のは無塩しかないので、塩を打ちました。こういう時は絶対「有塩バター」ですよね?)&メープルシロップでホットケーキ風に。

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今日は珍しく甘いモノを食べたくなって、これまたレッスンの残りの刻んであった苺を電子レンジでソースにして、タルティーヌで食べました。

意外なことに、「美味しそう!」とFB頁で反響があった?ので、コメント欄でざっと作り方もご紹介しています。

069.gifさて、今週末もまた雪だとか…寒いのはホントーに苦手です!次の訪台が控えておりますし、近々「初台北」だという生徒さんからの問い合わせもあったので、昨秋の台北旅行の様子もFB頁で紹介しています。何しろ写真データが膨大で、スマホからそのまま全部移動してコメントをつけてしまった…が、台北旅行を計画中のかたには少しはお役に立てるかもしれません。ご自分に必要な情報に当たるまで、どうぞ根気よく斜め読みしてくださいませ!069.gif
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by amarone-masi | 2014-02-12 21:13 | 日々のあれこれ
今週のフラワーと…
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今週のフラワーはこんな感じで…年末送って頂いたアレンジの中でまだ元気で頑張ってくれた松に合わせて、スプレイの薔薇を一輪だけ選んできました。

忙しいとなかなか、ベランダ&家の中の植物の世話もままなりませんが、たった一枝でも、生花のある暮らしはやっぱりよいですよね〜、ホッとします。

さて、下の写真は、1月のレッスンのプリモ・ピアット、「ポルチーニ風味のミネストローネ」。

来週も厳しい寒さが予想されるので、コースの順番にこだわらず、まずはいらした皆様を温かいスープでお迎えします。フレッシュポルチーニももちろん美味しいけれど、風味はやはり「ポルチーニ・セッキ(乾燥ポルチーニ)」が勝ります。

乾燥ポルチーニをたっぷり贅沢に出汁に使って、野菜たっぷり具だくさんのスープのポイントにしたかったのは(イタリアでは殆ど食べない野菜ですが…)美味しい「大根」!

他の野菜より少し大きめに刻んでいますが、下茹でして加えているから、主張しすぎず、よい感じに馴染んだかな、と。

1月の献立は、「甘鯛の鱗焼き」などの「Cucina Creativa(創作料理)」、伝統的なイタリア料理ではありません。

ミネストローネに、牛蒡や蓮根など他の和野菜も加えてみようかとも考えたけれど、ギリギリイタリア料理に留めておきたくて、少しのパンチェッタ&定番の香味野菜3種を使うことに。

ショートパスタを加えれば、朝ごはんや夜食にも向く、便利なスープです☆

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069.gif1月14日(火)からスタートする「1月のイタリア料理クラス」の受講募集のお知らせです。HP内の「Le Informazioni お知らせ」欄からお申し込み頂けます。今月は久しぶりに魚介中心、甘鯛を焼きます。16日木曜19時〜、17日土曜18時半〜の特別クラスにお席の余裕がございます。
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by amarone-masi | 2014-01-10 19:47 | 日々のあれこれ
お年賀に
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今日は小寒、東京もシンシンと冷え込んだ寒い一日でしたね。明日から仕事がスタート!という方も多いのではないでしょうか?

さて、お正月気分の話題をもうひとつだけ。

随分前から噂が先行していましたが、教室の近くに、台湾で人気のパイナップルケーキ屋さん、「微熱山丘(サニーヒルズ)」の支店ができました。

12月の終わりにオープンしたばかり、まだ目新しいかな、ということもあって、今年のお年賀はこちらのパイナップルケーキに!

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「台湾土産」として話題になる随分前から、いつも行くお茶屋の「吉軒茶語」さんで扱っていらしたので、サニーヒルズのパイナップルケーキは私たちの間ではお土産の定番でした。

冬瓜も加えたパイナップルケーキにも食べやすくて好きなものが幾つかありますが、サニーヒルズのそれは自然な味わいが身上!餡もかなり甘「酸っぱい」。

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台湾で買うサニーヒルズは、季節のフレッシュなパイナップルを使っているので、夏と冬では餡の甘さが違う印象。

今回の東京出店に際しては、バターは仏産エシレ(本店はNZ産)を使い、パインは一番甘い夏に収穫したものを用いているとのこと。確かに台湾で食べるものより、酸味がマイルドな気がします。

私は酸味に強いタイプですが、このほうがどなたでも召し上がりやすいかもしれませんね。

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いつも吉軒さんで買っているので、市の中心地から少し離れた台北のお店には実は行ったことがありません。

でも、来店したお客さんにパイナップルケーキがひとつサービスされることは聞いていましたが、青山のお店でもそのサービスは健在です!

目をひく斬新な建物だけど、一歩中に入るとまだ新しいヒノキの香りに包まれて、光が差し込んで和めるスペースとなっており、2階と3階でお茶とケーキが振る舞われます。

店員さんたちも一生懸命で可愛らしい感じ、居心地がよかったですよ。

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トレードマークの自転車は、オーナーさんが自転車愛好家だから、そして後を追うのはカレの愛犬チワワ!だそうです。

お土産用の箱詰めのケーキを買うと、可愛い布製の袋に入れてくれるのも、台湾と同じサービスです。

他のパイナップルケーキより賞味期限が短いために、これまでは、帰国後すぐに会えそうな友人にしかお土産にできなかったけれど、東京店は本当に近いから手軽な青山土産として重宝しそう!

サニーヒルズは他のお菓子屋さんと違って、パイナップルケーキだけを作ってきました。最近台湾のお店ではケーキの他にパイナップルジュースを販売していますが、さすがに重いのでなかなか…。

食いしん坊の皆様なら、サニーヒルズのパイナップルケーキを台湾土産でもらう機会もあるかもしれませんが、まだ召し上がったことがないというかたも、レッスンの前後に東京店にお立ち寄り頂いて、いつか是非台北のそれと食べ比べてみて下さいな☆

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by amarone-masi | 2014-01-05 18:43 | 日々のあれこれ
20年目の晩秋に…「お食事会@リストランテ アルポンテ」
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早いもので、今年の11月23日で教室をスタートして20年目に入りました。

11月19日(火)にひと足早く、生徒さんのほか、お世話になったかたや友人たち、また歴代のアシスタントさんたちの総勢30名近くで、教室をスタートさせた街、日本橋浜町の「アルポンテ」さんで、着席スタイルのフルコースの食事を楽しんで祝って頂きました。

トップの写真は、長年お付き合いのある輸入元フードライナーさんからのお祝いのワインの数々。

普段の教室ではご紹介できないようなラインのスプマンテ、白、赤のワインに、ぶどう果汁赤白のノンアルコールドリンク、そして皆さんへのお土産まで、すっかりお言葉に甘えてご協賛頂きましたが、原シェフの作る繊細なイタリア料理に合わせて、エレガントな美味しいイタリアワインを楽しんで頂けて嬉しかった。

当日いらっしゃれなかった生徒さんからも、「お食事会の様子を是非Blogに!」という声がありましたが、すっかり遅くなってしまってゴメンナサイ!

と申しますのも、生徒の皆さんと写真を撮る機会も滅多にないことなので、掲載の許可がおりれば、皆さんと撮った写真も私の思い出のためにもココにも残しておきたいなぁって…火曜日からスタートするレッスンでお1人ずつ伺ってOKを頂けたら、こちらにさらに記念の写真を増やしておきますね!


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食事会の前に、シェフの奥様から素敵なコサージュを頂戴してスタート前からハッピーに。

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まずは、早稲田の大先輩でもある吉井様に乾杯の音頭をお願いしました。

今年の2月に、吉井さんが所属されているNY稲門会のお集まりで、イタリア料理とその歴史について、簡単なスピーチをさせて頂いたのがご縁で知り合いました。

「早稲田、イタリア料理と検索したら、まず田中先生がでていらして」と仰っていらしたけれど、以前大学の広報誌に取材を受けた記事をご覧頂いたようです。卒業生でもある大学職員の方がつけてくださったタイトルがすごいのですが、当時の記事はこちら

「料理雑誌の編集者になる卒業生はいても、料理教室を主宰されている方は他にいらっしゃらなくて」と選んで頂いた、この「先輩に乾杯!」という連載で、ちなみに私の前に出ていらしたのは落語家さんです(笑)。たくさんの生徒がいて、いろんな卒業生がいるのが早稲田大学のカラーですものね。

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話が飛びましたが、突き出しのリコッタのムースなどに続いて、美しい前菜が運ばれてきました。大人数での食事会に、これだけ手間のかかったお料理の数々をご用意頂いて本当に感激!いたしました。

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いかとほうれん草のインツィミーノ、ほっとする一品でした。

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リストランテらしく手打ちのタリアテッレ(=イタリアのリストランテでは、夜の営業で乾麺は滅多にでません)にホロッと煮こまれた子羊のソース。美味しかった。

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魚料理のセコンドピアットもあったのですが…うっかり撮り忘れてぺろっと食べてしまい、和牛のタリアータの写真だけ。

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いつものアルポンテさんでのCENAのお楽しみはデザートワゴン。今回も、ドルチェに素敵な盛り合わせを用意していただきました。女性には嬉しいサーヴィスですね。

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お腹一杯、おいしい食事の後で、素晴らしいお料理を用意してくださった原シェフをご紹介しました。

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このような繊細なお皿を作られるのに下町情緒溢れるお人柄、楽しいお話は掛け合い漫才のようでもあり…

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いつものように、シェフにやり込められております(笑)。

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なぜか謎めいたスモークまで写ってしまいましたが、私に教室スタートのきっかけをくださった遠藤眞実さん(当時リチャード・ジノリのプレス、現在m.truth株式会社(エム・トゥルース)代表)にも最後にスピーチをお願いし、眞実さんとは久しぶりの再会だというシェフとも記念に一枚!

生徒さんとのスナップはこちらに少しずつ足していきますね…
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by amarone-masi | 2013-12-08 22:42 | 日々のあれこれ