人気ブログランキング | 話題のタグを見る
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

 ~ イタリア料理・西洋菓子教室主宰 田中玉緒のオフィシャルブログ
とうもろこしのパンナコッタ
とうもろこしのパンナコッタ_e0119321_0591319.jpg
トウモロコシの甘さが印象に残る、冷たい前菜。実際のレッスンでは、残った生クリームをゆるく泡立てたところにコーンのピュレを加えてソースにし、塩茹でしたヤングコーンとコーンの粒で飾りました。



毎年毎年、「教えてみたい」と思っては、他のメニューとのバランスもあって、チャンスを逃していた1品。

ゼラチンはギリギリゆるゆるの分量(写真以上に柔らかくできあがります)なので、お急ぎの場合は増やしてくださいね。来週いっぱいトウモロコシを扱うスーパーも多いようですが、冬にはもう一度沖縄産のものが市場に出回るそうですし、楽しみをとっておかれて来年作って頂いても。

また、トウモロコシのお味が弱いようであれば、水を50ccほど増やして、芯の部分も少し加えて煮ると風味が強くなりますよ。教室では42%の生クリームを使っておりますが、46〜7%の生クリームを使っても口溶けがよくなって美味。残った分はソースでどうぞ。

とうもろこしのパンナコッタ_e0119321_10332.jpg
<とうもろこしのパンナコッタ> Pannacotta di Mais
100ccのゼリー型4個分

とうもろこし…1本(実を削って、約160g用意する)
水……350cc     
顆粒状のチキンスープの素…約6g 
生クリーム…100cc 
板ゼラチン…5g  塩  

1)板ゼラチンをしばらく冷水につけて戻しておく。

2)鍋に湯(350cc)を沸かし、沸騰したらスープの素を加えて溶かし、とうもろこしの実も加えて10分ほど茹でる。

3)ミキサーに②を入れてピュレ状にしてから網でぎゅっと裏ごし、300cc のコーン液を用意する(足りないようなら水を足す)。

4)③の一部をレンジで沸かし、①を滑らかに溶かしてから残りのコーン液に加える。氷水にあてて冷ましてとろみをつける。

5)④に生クリームを加えてよく混ぜて(塩味をチェック)、全体にとろみがついたら型に流す。冷蔵庫で一晩かけて冷やし固める。

6)冷たく冷やした器に⑤を抜き出し、好みで生クリーム(分量外)をかける。
by amarone-masi | 2008-09-19 06:59 | レシピ
<< お知らせ 海老のリボルノ風 >>