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 ~ イタリア料理・西洋菓子教室主宰 田中玉緒のオフィシャルブログ
南国②
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海辺にいると、時間を忘れて飽きることがありません。寄せる波の音、水の色、海のすべてが好き。



このまま決して縁がないかもしれないけれど、できることなら暖かいところで、「一年中裸足で暮らしたい」と願っています。

木の床を毎日素足で歩き、夕方になると自然と涼しい風が通り抜けるような、都会以外のどこかで暮らしてみたい。

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日差しが強い季節、日中電気をつけずに暮らすのは素敵ですね。イタリアの夏も、室内はこんな雰囲気です。

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今回初めて泊まった北部のリゾートホテル。ビーチが小さいのが少々残念でしたが、スタッフの皆さんも親切で、夕飯を頂いた和食のダイニングがとてもおいしかった。

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部屋にはガラスばりの小さなSitting spaceがあって、

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窓の外には紺碧の空と海が広がります。高台にあるホテルの13階の部屋からの景色は抜群!

同じように人生の時間を過ごしていても、ここでは随分とゆっくり、島特有のペースで時計の針が進んでいるようです。

そうは言っても、「(のんびりできるのは)私が休暇中だからかな?」とも考えたのですが、仕事中のバスの運転手さんも、「ここの人はみな、のんびりしてますよ。働いてばかりいちゃ、ダメだよ」と言っておられましたよ。

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さて最後に、今回の旅で、本当に「美味しい!!」と感激したもの。

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ホテルで食べた「ジューシー(炊き込みご飯)」。

こちらのダイニングでも大変親切にして頂きました。

「エクストラチャージがかかっても結構ですから」と、メイン料理の交換を遠慮がちにお願いしてみると、厨房から板長さんが出ていらして(これは大変なことに…とドキドキしてしまいましたが)、コースの流れにない1品を煮ものに添えて出してくれることになりました。

「料理に興味があって、お店によって同じ料理でもずいぶん違いがあるようなので、いろんなところのお味を知りたくて」とお話すると、にこにこしながら、「(同じ豚肉料理の)焼きものを外すとバランスが悪くなるから…サーヴィスでつけてあげますよ」。

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那覇市内で一番お味付けが気に入ったお店。大変やさしい家庭的な味わいで、でも、すっきりあか抜けた感じのお料理の数々。また伺ってみたいです。

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那覇高校のすぐそばの一軒家。機会があれば、皆さんも是非いらしてみてください。

そもそも沖縄の海も人も大好きでしたが、残念ながら、これまで沖縄料理って、そんなに得意ではなかったのです。野菜も豚もどうも野趣溢れる(溢れすぎる?)気がして、少々苦手としていました。

が、今回最初の居酒屋さんでとった「らふてぃ」から印象が一新。これまで口にしたどの角煮などより、随分さっぱりしたものでした。おいしい料理を頂くと、単純に「私も作ってみたい!」と創作意欲がわくもので、最後の試作の合間に今晩の夕飯は早速チャンプルに挑戦!島豆腐は買ってこなかったけれど、現在木綿豆腐を水切り中です。

あちこちでいろんなチャンプルを頂いて、最終日には地元のお母さんたちが料理を作っている店で、かまどの前のカウンター席にも陣取りました。何人かのお母さんたちに作り方を伺った「らふてぃ」だけではなく、こちらもちょっぴり「掴めた」ような気がしています。

料理のレパートリーを増やすには、味の記憶はもちろんのこと、何より「美味しかった」感動を忘れないうちに、すぐに復習するのが大切ですよね。たった2日間でも、旅に出て、おいしい出会いがあってよかった。
by amarone-masi | 2008-07-05 10:17 |
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