昨日は風が強く、桜の木の下を歩いているとハラハラと花びらが舞い散って、「これぞ、まさしく花吹雪」といった感じの1日でした。が、週末はぽかぽかよいお天気に恵まれそうですね。いよいよ4月、春の食材満載のメニューで、来週からはまたレッスンがスタートします。
さて、「ほぼ毎日更新」のはずが、しばらくブログの更新をお休みしておりましたが、この間のできごとをまとめてアップしてみますね。この1週間、実際は地味に(つらく)PCと電話の前で過ごす時間が長かったのですけれど、せっかく書くからには、印象に残った楽しいできごとを中心に。
まずは先週末、先日から一緒に「鰻が食べたい」とうなっていた友人と連れ立って、神泉にある「いちのや」さんに出向きました。
お鮨であれば365日でも頂きたいくらいですが、昔はさほど興味がなかった鰻なのに、ここ数年こうして時々無性に食べたくなります。街で見知らぬ若者が、「皮が気持ち悪い」だのなんだのと鰻の悪口?を言っているのを耳にすると、思わずその場でウナギの擁護に回りたくなるほど…鰻嫌いの若い人も、きっと専門店でその場でさばいたおいしい鰻を食べれば、鰻に対する評価も変わるのではないでしょうか?
まだまだキャリアが浅く、いわゆる「通」ではないからか、鰻やさんに行くと、つい「うな重」に手が伸びます。実においしそうに食べる友人と一緒だったから、美味しさも倍増。鰻やさんだけに、お漬けものももちろん◎。
食いしん坊の友人お勧めの「鰻巻き」。ふわっふわのとろとろです。こちらのお店は川越の老舗の支店のようですが、鰻はもちろん、他のおつまみや小さなお料理も丁寧な仕上がりで美味。
当然鰻は注文が入ってからさばくため、おつまみで待つ余裕がない場合は予約していかれることをお勧め。
「さすがは玉緒さん」と呆れるどころか感心されてしまいましたが、天気予報が1日ずれて、この日も雨。食後は駒場まで桜を見に散歩するつもりでいたのに、諦めて近くの松濤公園でちらっとお花見。
風流な水車も、曇天の空のもとで見るのでは残念!それでもご近所のかたが何組かシートを広げてお花見を楽しんでいらしたけれど、落ち着いた場所柄ご高齢のかたも多く、肌寒い日でしたから、「風邪をひかれないといいなぁ」なんて、見ているほうがちょっぴり心配になりました。でも、皆さん、私などよりよっぽどお元気なのですよね。楽しみが多いことは素晴らしいこと。
その後、友人に付き合って(今頃)初めて安売りのドンキ?に入店。モノ、モノ、モノの氾濫というのが人をワクワク興奮させることを狙った店内らしいですが、残念ながら私には逆効果だったよう…日頃モノのない暮らしをしているために、ここに長居はできそうにありません。
続いては火曜日の午後。所用があって、馴染みのあるエリアに向かいました。
近くに広い公園も適当な娯楽施設もない都心で育ったため、子供の頃は週末のたびに、日本橋の三越まで母とぶらぶら歩いてきてお買いもの、というのがパターンでした。今に続く百貨店好きの資質は、幼少期のそんな経験で培われてしまったのでしょうね。
打ち合わせの帰り道、ついでに宮越で珈琲豆を買って帰ろうと立ち寄った三越百貨店。うーんと小さい頃にはこの像が恐ろしくて、これを見るたびに泣いていたらしいです。天女様の像なのに。
ここもモノで溢れているのは同様でも、デパートのように整然と並んでいて欲しいのですよね〜。
お江戸日本橋のたもとの桜の木は、大変見事なバランスだったのですが、東京は忙しい街、人の流れに切れめがありません…人がこないのを見計らったつもりでも、いきなり自転車がビューンと。
続きはまた明日。