最初の旅で偶然見かけて食べて以来、毎回立ち寄るお気に入りが、永康街角のこの屋台。ネギが入ったこの謎の食べものはナンなのでしょう?1枚たった40円の口福。
手際よく次々焼き上げるおばさんの手元をじっくり見ていても、どういう仕掛けかは全くの謎。ずらっと並んだ平たい生地を、最後の仕上げにおばさんがヘラでシュシュッとすると、不思議とパイみたいな層ができあがるのです。なぜ?
意外に度胸がないもので、日頃はアジアで滅多にローカルな食べ物を口にしません。胃腸は(かなり)丈夫なほうだと思うのですが、旅先でどきどきしながら食べるのはいけませんよね。何しろ気持ちから負けてしまうタイプです。
でも、台湾のこの屋台は店舗の軒先で営業しているため、水周りがだいぶ安心かなぁ、と目をつけました。近くのお店でマンゴーかき氷を食べながら、最初に目にしたときに地元の女学生たちの大行列ができていたことがポイント。B級グルメを楽しむ気合も根性もない私にも楽しめる立ち食いショップです。
今回さらなる大行列を見た、ネギ焼き?にも挑戦。お店のおじさんたち(つい「おじさん」って呼びかけたら、「お兄さん」と訂正されましたが…)も親切で、熱々の甘いネギがたっぷり入り、生地はぱりぱりで美味でしたが、私はやっぱりおばさんのシュシュッに軍配を上げます。
有名なこのお店のすぐそばです。
こちらでおいしいのは、小龍包より名物の上海風焼き饅頭。