お昼前にチェックアウトを済ませ、右手に真っ青なアドリア海を臨む快適なドライブを楽しみつつ、「イル・フラントイオ」で紹介され予約してもらった市内のホテル
「パラチェ ホテル バーリ PALACE HOTEL BARI」に向かいました。
ホテルの前で最後に握手をして、プーリアの旅を共にしたドライヴァー氏ともお別れ。「明日も僕がローマまで(車で)送って行こうか?」なんて冗談を言っていましたが、少しばかり時間にルーズでかなりお喋りな男性ではありましたが、運転は穏やかで移動の間の荷物の心配もなく、車を借りきっていたお陰で初めての土地でも効率よく旅することができました。バーリ嫌いの彼は、偶然にもその昔このホテルの専属ドライヴァーだったそう。
部屋はコンパクトなつくりで、可もなく不可もなくといった感じ。でも、昨夜のマッセリアではお湯が全く出なかったため、安心してバスタブにお湯が溜められるだけでもホテルの有難みを感じました。大通りからは少し奥まっている場所にあるため比較的静かですし、旧市街にも新市街にも近いところに位置していますから、短い日程で訪れる際のロケーションとしては抜群かもしれません。
<「昼間のうちに散策しよう」と出かけてみた旧市街・ナポリの街角に雰囲気が似ていますね>
<ようやく営業中のBARを発見>
<市内で一番大きな教会>
部屋でちょっと休憩をしてから、お昼を食べに旧市街に…何しろバーリはその昔「ナポリより危険な街」という評判でしたし、特にこの辺りは観光客にとっては「夜間の外出禁止」というエリアでした。
南に行けば行くほど食事の時間が遅くなるのでしょうか、お昼は14時過ぎから始まるらしく、どこもシエスタ中。適当な店が見つからず、仕方なく一軒だけ開いていたBARで昼食。切り売りのPIZZAやPANINIのほかに、なぜかエミリア・ロマーニャの名物である「Piadina」があって、それが意外においしかった。
帰り道、海沿いにあるお城の近くで、東京で友人のシェフに勧めてもらった魚介料理のリストランテを発見!一食でも無駄にしてしまって、少し残念に思いました。