今週は少し暖かい日が続いたのに、昨日からぐっと冷え込んできて、今朝は東京でも雪が降りました。
今日は夜もレッスンがありますから、生徒さんたちのお足元を思うと、早めに雨に変わってくれてやれやれですが、まさしくこんな寒い日にピッタリの献立が「おでん」。自家製のおでんの煮汁はそのまま飲めるおいしさです。
加える時間を考えて一度に煮込んでもおいしいのですが、少し頑張れるようでしたら私がレッスン用に準備したように、いくつかのおでん種は別鍋で煮ると丁寧です。
茶色一色になってしまいがちな「おでん」。大根と卵は醤油を控えたおでん出汁で煮て、煮汁ごと一晩冷まして味を沁みさせたりと、ささやかな工夫&一手間でいつものおでんもぐっとおいしくなりますよ。
今回ご紹介する「牛すじ」も、下処理&下茹でをしたら、おでん出汁をはった別鍋で煮てから加えたほうが、仕上がりのおでん出汁も上品な味わい。練りものだけのおでんよりコクがある、また違った美味しさを楽しめます。
現在福岡に住む練りもの好きの女子校時代の友人が、「博多の練りものはめっちゃ美味しい!」と言っていたのでずっと気になっていたけれど、普段は取り寄せに不熱心な私。でもね、レッスンのためですから友人に連絡して頼んでみました。
2人の娘さんのママでもあり妻でもある彼女は、全国を飛び回ってフルタイムの仕事についているのですが、「今週は和歌山なんだよね〜。でもね、ここにも美味しい練りもの屋さんがあるの!」ということで、三代目と90歳のおばあちゃまが作っているというかまぼこ屋さんのオススメを宅急便で送るように手配してもらいました。
寒い中いらして頂く生徒さんに、まずは「粟餅入りの白味噌ぜんざい」で温まっていただきますね。19時〜に1名様ぶんお席がございます。