7月9日(火)からスタートする「7月のイタリア料理クラス」の受講募集のお知らせです。
HP内の「Le Informazioni お知らせ」欄からお申し込み頂けます。
レッスンは実習ではなくデモンストレーション形式です。
レシピを手元にしっかり作り方をご覧になって頂いた後、前菜からドルチェまで5〜6品のリチェッタからなるコース料理を、イタリア・ワイン(またはノンアルコールドリンク)とともに楽しんで頂きます。ご入会前に、また毎月通えない方けれど教室に一度いらしてみたいというご希望のかたにも、気軽にご参加頂けますのでぜひご検討下さいませ。
写真は7月のセコンドの「アクアパッツァ」、ナポリを州都とするカンパーニャ州の料理です。
以前は丸ごと一匹でご紹介していますが、今回はご家庭でサーヴィスしやすいように、アラでソースをとった後、切り身を使ってさっと仕上げます。
美味しい魚さえ手に入れば、殆ど成功したも同然!のこの料理、シンプルな材料とフライパンで仕上げる手軽さで、きっとすぐに皆さんのお宅でも定番の一皿になるのでは?
たいした手間でも時間でもないのですが、前日ブロードだけとっておけば(アラは鮮度にこだわりたいところだけど、切り身は一日寝かせてもダイジョブですから)、ホントにあっという間に仕上がります。
おもてなしのときも、一尾そのままで作る「アクアパッツァ」と違って取り分けもスムーズ、ゲストの皆さんに同じように平等にたっぷり美味しい身を味わって頂ける点も無駄がなくて便利かな、と思います。
魚のブロードが残念ながら今ひとつだったり(苦笑)、イサキなどのもう少し淡白な魚を使う場合は、もちろんこうしてアサリやオリーブを加えると味に奥行きがでますよ。
でも、今回はカンパーニャの伝統的家庭料理そのままのリチェッタで、「トマトとにんにく、オリーブオイルだけもこんなに美味しくできるのね!」という私の感激!を皆さんにも共有して欲しくって。
旬からは外れていますが、真鯛の頭はやっぱり美味しいよい出汁がでますから、残ったソースをパスタに絡めると最高です!