早朝の光の中で青みがかってしまったけれど(注:ごめんなさい!写真は(も?)天然派で、携帯でぱちっと撮ってほとんど加工もしておりません…)、10月の研究科の前菜のひとつは、「柿とモッツァレッラのサラダ」でした。
作り方はとっても簡単!
★柿の赤ワインマリネとモッツァレッラのサラダ★(作りやすい分量)
種なしの柿(1個)、赤ワイン(適量)、モッツァレッラ(1個/125gくらい)、生ハム(2枚くらい)、おいしい塩とexオリーブオイル(各適量)
1)柿の皮をむき、器に合わせて適当な大きさに刻み、小さなボウルやタッパーなどに入れて、赤ワインをひたひた程度に注ぐ。刻んだ柿のサイズによって時間は加減して、冷蔵庫でそのまま最低2時間漬けておく(ワインがお好きであれば一晩漬けても大丈夫)。ワインから引き上げる。
2)ちぎったモッツァレッラに軽く塩を打ち、①の柿と一緒に彩りよく器に盛って、生ハムを添える。サーヴィスする直前にオリーブオイルを回しかける。
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昨日のレッスンにみえた基礎科の皆様にもサーヴィスしましたが、レシピはあってないようなもの。
プーリアを旅したときに宿泊先のマッセリアのダイニングで出された、「桃の赤ワインマリネ」から発想を得ました。モッツァを手でちぎることで、水牛のモッツァを奮発しなくてもグン!とおいしさが増しますよ。
ワインはプーリアのプリミティーヴォとかシチリアのネロダーヴォラのような糖度の高いこっくりしたものがお勧め!少し大きめにカットして、ヴィネグレットで和えたチコリアや、フリルレタスなどの葉ものと一緒に、冷やした平皿に盛れば、これひとつでも立派なスターターに。是非作ってみてください☆
10月以降は基礎科でも研究科でも、前菜をいつもよりたくさん紹介するようにしています。
年末年始に向けてお集りの機会も多くなることでしょうから、なるべく手がかからない簡単なもの2〜3品分のレシピをつけています。今月も、リコッタに生湯葉、黒オリーブ、そして美味しい塩とオリーブオイルで作った簡単な1品も含め、
三種盛りのにぎやかな前菜をご紹介しましたね。
4〜6人ほどの集まりでは遠慮の塊が残るのも残念だから、レッスンでお出ししたような器でごく少量を盛り分けることが多いのだけれど、もう少し大勢になったらこんなスタイルで前菜を並べておいて、なくなったら冷蔵庫から補充、というようにしています。
人数が増えるとスタート時にお顔ぶれがそろわないことも多く、いかにも残り物みたいになるのはがっかり!それに、冷たい前菜は冷たく召し上がって頂きたいから、大きなお盆やトレー、こんな長皿を利用してテーブル花の代わりに食卓に花を添えます。
あいにく生湯葉がなくて1グラスはハーブで代用したけれど、イメージはお伝えできたかな、と。
さてさて、長らく更新が途絶えていましたが、サイト内のレシピコーナー「野菜を使ったイタリア料理」も後ほど更新しておきますね。
申し訳ありませんが、しばらくの間出来上がりの盛りつけは、下の写真をご参照くださいませ。かぼちゃとゴルゴンゾーラはよく合う組み合わせ。はちみつをたらりとたらして召し上がって頂きます。軽く温めたクロスティー二にしても美味しいですよ。