おいしい珈琲のストックがあるだけで、ずいぶん豊かな気もちになります。今週はたまたま2つもおいしい豆が手元に届いて、朝がくるのが楽しみ。
ひとつは、生徒さんに頂いた小平にある「永田珈琲」の豆。そして、もうひとつは昨日仕事を手伝いにきてくれた元スタッフの手みやげで、川越の「珈琲工房 楽」のもの。いずれも、半径2キロ以内でほとんどの用事を済ませている出不精の私には、なかなか買いに行かれない貴重な珈琲です。
朝のレッスンが始まる前に、来週末お引き受けしている「ウェディングの引き菓子」の見本を用意しました。日頃は「なるべく無駄なゴミを出さない教室」を目指していますが、こんなときだけは別。晴れの日のお菓子のパッケージには夢がないといけません。
少々バタバタしている今月、包装用品の店に自分で脚を運ぶ時間がなかったため、昨日スタッフの人に買いものを頼んだのですが、便利な時代で写真をメールで送ってもらいながら、中に敷き込む紙や、ボックスの取っ手につけるリボンや花を選びました。
今回はベージュがかったピンクがテーマカラーです。上品な可愛らしさをもつ、花嫁である生徒さんのイメージに合わせてチョイス。
ボックスの中身はサブレー3種の詰め合わせ。
こんな優雅な写真を撮った後で、いきなり22本の「有頭海老の掃除」が始まるわけですが、気分転換になって楽しいひとときでした。
ついでに、本日のまかないは、赤ピーマンと新玉ねぎのサルサローザ風。先週の食材の余りを総動員して作ってもらいました。サルサローザにはリコッタを使っています。
頂きものの新玉ねぎが余ったから、玉ねぎ、ヴィネガー、砂糖少々と塩、そしてオリーブオイルを小型のフードプロセッサーにかけて、まかない用に「玉ねぎドレッシング」をたっぷり作っておきました。このドレッシングは冷蔵庫でしばらく保存がきくうえ、少し時間が経ってからのほうがお味が落ち着き、おいしくなります。一昨日は白身魚のフリットを、今日はカルパッチョの残りのお肉(しかし、すごい組み合わせですが…)を加えたサラダにかけました。
新玉は水分が多く傷みやすいので、たくさん頂いたときは、こうしたひと手間をかけての冷蔵保存もおすすめです。