空が明るくなったつかの間に、初めて実ったミニ・トマトの記念撮影。無事真っ赤に色づくまで、虫にも鳥にも狙われませんように…。
偶然でしたが、トマトをバジリコのお隣に植えており、これはトマトが甘くなる好相性なのですって。
しばらく前まで働いてくれていたスタッフが、兼業農家のご実家で畑仕事を手伝っていて、ズッキーニやトレヴィスはもちろんのこと、はてはカルチョッフィ(アーティチョーク)まで自分の趣味で作っていました。
「先生も、トマトやナスくらいならベランダで簡単に育ちますよ」と励まされ、昨年は(しかし、なぜかトマトでもナスでもなく)「オクラ」と間違えて買ってきた「しし唐」の苗を育ててたくさん収穫しました。「オクラ」や「しし唐」につい手が伸びたのは、「こういうクセのある野菜なら虫がつかないのでは?」という浅はかな考えからです。
植物を育てる楽しさ、収穫の喜びはわかっていても、どうにも昆虫が苦手。多少オーバーなようですが、ドキドキしながら毎日命がけで土いじりに励んでいるようなものなのです。
甘い香りで虫にも鳥にも狙われやすいのですが、可愛く次々実をつけるフラゴリーノ(野いちご)。ここ数年は、異常気象で、熱帯のように二毛作状態のベランダ。
さて、昨日は先日絵付けのレッスンに伺った
中松薫里さんから、完成した絵皿を受け取りました。
来週レッスンにみえる生徒さんの作品とともにお預かりしたのですが、我が子と対面するのにこれまたドキドキ。しかし、焼きつけると色に透明感がでるせいか、「これはこれなりに(ほかのかたより魚は相当巨大だけど)よいのでは?」と気に入りました。先生のご指導がよかったからですね。
たまたま器を目にした近くのリストランテ「
コルテージア」の江部シェフに、「これにカルパッチョなんかのせたら、いいんじゃないの~」とおだてられると、懲りずに「また挑戦したい!」という気持ちも頭をもたげてきましたが、かの魯山人を目指すには一生かかっても時間が足りないことでしょう。
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