昨日は一日都内のホテルで「ヴィニタリー ジャパン」が開催されていました。
ワインやオイルなどのいくつかのセミナーのほか、イタリア各地から来日した生産者を交えて賑やかに試飲会が行われます。
本国イタリアで毎春行われる「VINITALY」、08年もヴェローナで4月3日~4日間催されます。
ヴェネト州にあるヴェローナも大変素敵な街ですが、個人的にヴェネツィアにも思い入れがあります。本場のVINITALYに思いを寄せて、銘酒ブルネッロでもトスカーナのオリーブオイルでもなく、大好きなワインAmaroneを抱えるヴェネト州のワインセミナーに申し込み、赤白8種のワインをテイスティングしてきました。
SoaveやProseccoなど白ワインの産地としても知られるヴェネトですが、今回のティスティングで一番気に入ったのは、Monte Zovo社のヴァルポリチェッラ・リパッソ。
このリパッソは、ValpolicellaとAmaroneの中間のようなワインだと言われています。03ヴィンテージのこれは天候に恵まれた年だったせいか、豊かな香りとヴォリューム感もあり、長期熟成にも耐えそうです。印象はほとんどAmaroneそのもの。
試飲会に続いて、ヴェネト料理のビュッフェ会場に移ってランチを楽しみます。
ゴンドラをイメージしたディスプレイ。余談ではありますが、ヴェネツィアにいらしたらやはりゴンドラには是非一度お乗りになってみることをお勧め!運河でつながれた街をゴンドラの目線から見るのはとても素敵な経験です。
ビュッフェ会場にも、ワインセミナーで講師をしていらした「ヴィーニ ディ アライ」の荒井氏の姿が…楽しいお喋りで場を盛り上げていらっしゃいました。
教室でも今月のレッスンで取り上げたばかりの、「サオール」はヴェネトー料理。よく炒めた玉ねぎとレーズン、松の実を使って、甘酸っぱく漬けた魚のマリネです。