最近、飲料水として好んで飲んでいるのは、このナポリの「フェッラレッレ」という硬水です。
何しろローマ時代から飲まれていた水なのだとか…ポンペイを臨む死火山ロッカモンフィーナの豊富な雨水が地中深く浸透し、約10年の歳月をかけて14キロ離れた採水地の泉へと移動。その年月の間に余分な成分が除かれて、テロワールからの豊かなミネラルと自然の炭酸を含みます。もちろんEUの厳重な基準をクリアしていますが、全く殺菌されていません。
硬度990mg/lの超硬質水(何しろmg/リットルあたり、ナトリウム49、カリウム39、マグネシウム21、カルシウム380!)なのに、天然の微発泡のせいか大変飲みやすい点が気に入っています。
日本人は発泡水を敬遠することが多いようですが、アルコールに弱い方や日中ワインを頂けないような席でも、イタリア料理に発泡水を合わせると口の中がさっぱりしてぐっと食が進みますよ。
青いエチケットの「ナティア」のほうは「やや軟水」のカテゴリーのスティル・ウォーターで、こちらも美味しくお勧めです。
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