11月のイタリア料理教室(基礎科、研究科)と和食のクラスで若干名、体験レッスンまたは単回参加の募集受付をしています。
HP内の「Le Informazioni お知らせ」欄からお申し込み頂けます。(リンク先が10月のスケジュールのままの場合は、お手数ですがPCの履歴を消去して頂くと更新されるはず!です)
献立などの詳しい様子は、
教室のFB頁も合わせてご覧くださいませ。
写真は研究科のドルチェ、「焼き林檎をはさんだパンケーキ」、キャラメルソースを添えています。休日にブランチにも便利な素朴なメニューだけど、こんな感じで盛りつければ、一足早くクリスマス気分に!
今月のメニューでは、イタリアの皆さんにとっての一大イベント「ナターレ(クリスマス)」に向けての準備も少しずつ。プリモピアットの「子牛のラグー」に合わせる「タリアテッレ」も、来月のメニュー「ご馳走魚介のラザーニエ」で使う、手打ちの卵入りパスタ生地のご紹介を兼ねています。
さてさて、今月のセコンドピアットは寒い季節においしくなる魚の献立で、写真は試作の鯖と鮭、でもレッスン当日は旬を迎える「鰆(さわら)」でご紹介する予定です。
鰆は文字通り江戸時代までは春が旬だったそうだけど、最近は脂がのってくる秋から冬に出回りますね。鯖でも鮭でもおいしくできたけど、意外に鰆で作ってみると新鮮なイメージでしたから、いろんな魚をイタリア料理でも使って欲しいな、と願って。
先月クロスティーニにしてご紹介したスペインのカンタブリアの美味しいアンチョビとイタリアの発酵バター、合わせてご注文いただいた生徒さんも多かったので、すぐに復習で使って頂ける献立にしました。
塩漬けケッパーがアクセントになって、牡蠣やホタテなど魚介だけではなく、豚ロースなどにも使える簡単美味なソースです。
試作はパパッとイメトレしたもので、まだまだ不備がありますが(急いで作って澄ましバターを使っていないので焦げが…)、もう少し付け合わせにも工夫をして、本番ではこちらもナターレのセコンドにも使える華やかさを目指しますね(肉食女子の生徒の皆様ご安心ください。来月のナターレのセコンドは肉!料理です…笑)。
「アンティパスト(前菜)」や「コントルノ(付け合わせ)」として使える野菜の献立、「創造の秋」が続いているのか、美味しいものがいろいろできてしまって悩ましいけれど、コースの流れも大事に考えて、おいしくご試食頂けるように明日までにしっかりメニューを絞りますね!