11月の水曜クラスのレッスン終了後に、ネスレ日本様のご厚意で、ミネラルウォーターご担当のかたにも脚を運んで頂いて、教室で「ウォーター・ミニセミナー」を開きました。
テーブルウォーター用に今月も送って頂いている炭酸ミネラルウォーター「サンペレグリノ」は、皆さんにもすでにおなじみのイタリアの水だと思うのですが、セミナーではご覧の「アクアパンナ」も紹介して頂きました。フィレンツェに半年ほど住んでいた私には、とても懐かしいお水です。
硬度108.4の「アクアパンナ」は、軟水に近い中硬水、日本の水にも近い味わいのナチュラルミネラルウォーター。
ワインの産地としても名高いトスカーナ地方の水で、古くはメディチ家の領地だった「スカルペリア」という丘陵地帯が水源です。 エチケットにも描かれたその泉は、自然保護地区として指定されています。
口触りが滑らかで、やさしく口の中をリフレッシュするため、イタリア料理はもちろん、繊細な和食にも合うように思いますよ。
何しろ「飲みもの」好きの私も、とっても楽しみにしていた当日のセミナー!
まずは資料を手元に、ミネラルウォーターの広がりや国別の消費量など、歴史的背景の簡単でわかりやすい説明を受け、生徒さんと一緒にブラインド・ティスティングも楽しみました。
ガスなしのウォーターばかり3種、「アクアパンナ」のほか、教室の水道水(マンションの蛇口から出たそのまま!)、コントレックスの3つを並べて飲み比べてみたのですが、さすがにコントレックスは硬度が違うのですぐにわかったものの、率直な感想として、東京の水道水も案外おいしいものだなぁ、と驚きました。
飲んでみた後それぞれの匂いを嗅いでみたら、すぐに水道の水がどれかはわかりましたけれど、アクアパンナが日本の水に近いやわらかい水であるだけに、飲んだだけでは一瞬迷ってしまい、もっと顕著な差があると思っていたのでその点は意外でした。
でも、テーブルウォーターとしてそのまま飲むには、やはりミネラルウォーターや浄水が安心ですよね。
遅くまで残ってセミナーを受けて下さった生徒さんたちには、サンペレグリノ&アクアパンナのバッグハンガー(非売品)を記念のお土産に頂きました。
また、こちらはセミナーで見せて頂いた「エリオット・アーウィット(Elliott Erwitt/写真↑)」の撮ったサンペレグリノの広告資料、まるで写真集みたいで、とても素敵ですね。
こういった広告写真などがお洒落なだけではなく、しつこいようですが、イタリア製品は見た目もスマートでとても素敵です。クリスマスやお集まりの機会には、テーブルにそのままポンと置いておける、サンペレグリノやアクアパンナの瓶入りを、是非皆さんのご家庭でも!
☆後半2点の写真は、サンペレグリノの本から転載させて頂いています。