世界遺産モンサンミッシェルは、おいしいムール貝の産地としても知られています。小さな殻に目一杯身が詰まっていて、お味もよいです。
日本のムールは残念ながらサイズはずっと立派だけれど、大味だったり、また時期によってはすっかり身がやせていて、立派な殻を空けてからガッカリしたり…ムールは夏が旬ですから、モンサンのムールの入荷も12月で終了です。シーズン終わりでも、心配したようには味落ちがなくて、やっぱり美味しかったので、パスタの他に前菜にも使うことにしました。しつこいようですが、お家ではあさりか蛤で復習なさるとよいと思います。
☆毎週木曜入荷なので、木曜夜以降のクラスのかたにはご予約も承ります。鮮度のよいうちに火をいれるに越したことはありませんが、開封前の賞味期限は翌週の水曜です。輸出用のモンサンのムールは殻も綺麗で、ほとんど掃除の必要がなくて軽く洗うだけ、楽チンなんですよ〜。1.4キロ(3150円)といっても、殻の重さもありますし、美味しいからぺろっと食べられると思いますよ☆
(楽天などでも扱いがあります)
そのまま白ワイン蒸しでも充分おいしく頂るものの、先日コルテージアさんで頂いたトマト煮も美味だったので、バジリコをきかせてパスタのほかにもう一品、コッツェの前菜をご紹介することにしました。
イタリアのコッツェも、同じく小粒でも味がぎゅっと詰まっておいしいのだけれど、今の時期は輸入されておらず。「今回はフランス産で我慢、我慢!」な〜んて言っていますが、実は仏産と伊産のムールは味も見かけもそっくりなのです(笑)。写真では大きさがわかりずらいかもしれないけれど、このフライパンは16センチの目玉焼き用、そこにこれだけ入るのですから、可愛いプチサイズ。
イタリアでは、リグーリアとプーリアがコッツェ(イタリア語でムール貝のことです)の名産地で、私はどちらの州も大好き!美しい海に囲まれているからかな。
明日にでも時間があったらまたご紹介しますが、今月は、ニンニクもスペイン産、お塩も、今、私が一番気に入っている、エミリア・ロマーニャの「サーレ・ドルチェ」を使って料理を作っています。…イメージ通りの食材を使えることの幸せを実感!
明日11月6日(火)からスタートする、イタリア料理クラスの体験レッスン募集のお知らせです。
HP内の「Le Informazioni お知らせ」欄からお申し込み頂けますので、ご覧くださいませ。
木曜19時〜、金曜19時半〜にお席の余裕がございます。一部メニューに変更がございますこと、ご了承くださいませ。