今月のメイン料理は、「子羊のピスタチオ焼き」、今年は4月8日がパスクア(イースター/復活祭)でしたので一足遅れてしまいましたが、シチリアのパスクア料理をご紹介しました。
初夏まで使って頂けるイメージで仕上げたくて、「南欧風人参のサラダ」を添えてみましたが、シチリア産ピスタチオのグリーンとコントルノのオレンジの対比が鮮やかで、目にも美しい一皿になりました。
ヨーロッパの春を代表する食材といえば子羊ですから、この季節は毎年何かしらラムの料理を紹介していますけれど、皮なし鶏のむね肉やソテー用の豚を使ってもおいしくできます。
日本ではピスタチオの価格が高いため、復習して頂きやすいよう、ピスタチオの味と色が生きるギリギリまでパン粉を増やしてナッツを減らした配合にしました。準備が簡単なわりに華やかでおもてなしにもピッタリ、また家族の帰宅がまちまちでも焼き時間が短いために便利なこの料理、ナッツはアーモンドでも代用できますから、是非ご家庭でも作ってみて下さいね。
人参のサラダもお陰さまで大好評、「いくらでも食べられそう!」との嬉しい声が、テーブルから聞こえてきました。色がお揃いのものは相性がよい、ということで、以前ご紹介したマンダリーノやオレンジのオリーブオイルをお持ちでしたらそれもオリーブオイルの代わりに使って頂けますし、オレンジの実の切り出しを加えても美味。
レシピにも記載したようにサーモン&ゆで卵&リコッタまたはカテージチーズをトッピングする他、茹でた小海老を加えても美味しいので、こちらのレシピも是非いろいろ活用して下さい☆