7月のもうひとつのアンティパストは、ベランダで摘んだフレッシュ・オレガノをきかせた「真ダコのソット・アチェート」です。
暑い夏、一度作っておけば1週間〜10日ほど日持ちするのが魅力のこのレシピは、保存食と常備菜の中間くらいのイメージです。そのまま冷えた白ワインのお供におつまみとして食べるのはもちろんのこと、冷たいパスタに展開するもよし、温かいじゃがいものフリットに添えて頂いても美味!また、さっと酒蒸ししたあさりや塩茹でした海老と合わせてオリーブオイルを回しかければ「魚介のサラダ」にも…それを葉もののサラダのトッピングにしても美味しいですよ。
ピクルスのように長く楽しむものではありませんので、味付けは濃すぎず、でもアクセントになる程度にはしっかりと…疲労回復や免疫力の向上に有効なタウリン豊富なタコを、ハーブたっぷりの白ワイン・ヴィネガーに漬け込んだ「ソット・アチェート(酢漬け)」は、まさにこれからの季節、蒸し暑い日本の夏の食欲喚起のスターターにもぴったりの1品です。どうぞお楽しみに♪
明日7月5日(火)からスタートする「7月のイタリア料理クラス」の体験レッスンは、
HP内の「Le Informazioni お知らせ」欄からお申し込み頂けます。特に金曜19時半〜のクラスにお席の余裕がございます。ご入会前に、また毎月通えない方けれど教室に一度いらしてみたいというご希望のかたにも、気軽にご参加頂けます。日程が迫っているクラスに関しては電話(03☆3406☆3670)でお問い合わせ下さいね。
手に入りやすいお刺身用の茹で蛸を使っても美味しくできる配合にしましたが、できればお家で生ダコを茹でて作るとさらにやわらかく風味よく仕上がります。
生ダコはヌメリが強いので塩でもみ洗いするのが大変ですけど、ビニール手袋をはいて作業すると便利。小さめのタコであればローリエや野菜くずを入れたブロードで20分煮るだけです。