レッスンのご試食では、毎月コースに合わせたイタリアのワインもご紹介しています。ワインとともに食事を楽しむことも、イタリアの食文化のひとつですから。
今月は11月といえばの、「ノヴェッロ」を。シチリアのクズマーノの新酒はその名もずばり、「ノヴェンブレ(11月)」、ピンクのエチケットが可愛いと、飾ってあるだけでも生徒さんに好評です。
しかし、ワインを召し上がれない生徒さんも当然いらっしゃいます。私も長いことアルコールに弱かったので、なんとなくお水だけだと食事が味気ないと思うこともありましたし、逆に飲まないことでお酒好きの多い席では気を遣わせてしまって、いたたまれない気持ちになったことも。
年末年始のご馳走を前に、アルコールが苦手な生徒さんにも食事中に楽しんで頂けるドリンクを探していました。以前紹介した、「デュク・ドゥ・モンターニュ」も大変好評でしたが、せっかくならイタリアのノンアルコール飲料はないかなぁって。
そんなところにタイミングよく、お付き合いのある輸入元フードライナーさんからアッボンディオの「イタリアンソーダ」を紹介してもらいました。ピンナップガールを描いた、50年代調のポップな瓶のイラストもキュート!
以下、頂戴したプレス・リリースから抜粋させて頂くと、
「アッボンディオ(イタリア)社は1889年、ピエモンテ州アレッサンドリア近郊、トルトーナに創立者アンジェロ・アッボンディオ自身の名で炭酸飲料の工場を設立。
天然の原材料にこだわった、オリジナルの秘密のレシピを考案し、その他に真似のできない風味は数々の公的な賞を受賞しました。時を経るごとに人々の間に広まって行ったアッボンディオは、2009年には120周年を迎え、様々な味わいや流行の変遷を経ながらも120年前と変わらぬ品質の高さと秀逸さを保ち続けるメーカーです。
アッボンディオは天然にこだわっています。品質を吟味した天然原料のみで造られ、人工色素は一切使用せず、天然のアロマから抽出した色素のみを使用。さらに保存料も含まれていません。
原材料選びの段階からそれぞれ最も適した生産地で栽培された貴重な材料、例えばシチリア産レモン、ピエモンテ産ミント、リグーリア産、カラブリア産キノット、プーリア産オレンジといった特別な品種にこだわり、砂糖は非遺伝子組み換えを保証された特上のサトウキビから作られたもののみを使用しています」。
ね?おいしそうでしょ?
サンプルで頂いた5種類をテイスティングした結果、私が一番気に入ったのは、少しカンパリに似た味わいの「ロッサ」。名前の通り真っ赤なソーダは、グラスに注ぐとカクテルを飲んでいるような雰囲気になるし、そもそも赤い色の飲みものが好きなのです。
クセがなく、どなたでも飲みやすいのは、「ビアンカ(シチリアのレモンを使ったレモネード)」や「ポンペルモ&フラーゴラ(ピンクGFと苺)」かなぁ、と思いますが、スタッフの間でも、意外に「ロッサ」や写真のブラウン色した「キノット(リグーリア産の柑橘)」が人気でしたよ。
来月のレッスンで「ロッサ」をご紹介しますね!