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 ~ イタリア料理・西洋菓子教室主宰 田中玉緒のオフィシャルブログ
チーズ入りスコーン
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ベーキング・レッスンでご紹介したチーズ入りスコーンはこんな感じに焼き上がります。

基本のスコーンよりはバターが多い配合に、中からクリームチーズがとろっと溶けでて、おやつにぴったりの美味しさです。レッスンではスライスアーモンドをのせましたが、今朝は松の実をトッピング。塗り黄身だけでも仕上げることはできますが、ナッツの香ばしさもよいアクセントに。



チーズスコーンについて、ちょっとここで補足をすると、やっぱりいつものように12分割したサイズのほうが可愛いみたい。

それから余力があれば、12〜15分焼いた後で、再度塗り黄身をしてあげるとご覧のようにつやつやに。もう一度オーブンに戻して2〜3分焼いたら完成です。バターを細かく刻めば刻むほどキメのととのった生地となり、形はよく焼き上がりますが、歯応えのあるざっくりしたこんな感じもおいしいですよね。

型いらずで、ボウル1つで出来る生地、是非作ってみてください。

チーズ入りスコーン_e0119321_17224129.jpg
さて、大変有難いことに何かと頂き物の多い我が家ですが、今週はまたマンションのお隣のかたから、別荘で育てている月桂樹の葉っぱをごそっとたくさん頂きました。

冬にも一度頂戴しているけれど、夏の葉っぱは緑がこくて元気いっぱいの様子です。小さな枝から葉をつんで、両面をよくスポンジで洗って乾燥させて使いますが、こんなにたくさん頂いたので、お肉の下に敷きつめてローリエの薫り焼きでも作ろうかな。イタリアのスーパーではフレッシュなアローロの葉っぱも売っているのですよ。シチリア料理のめかじきのインボルティーニなどには欠かせません。

月桂樹は比較的育てやすい木だとききます。1本あると便利でしょうね。

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そして昨日は、レッスンに参加してくれた友人が、家庭菜園で穫れたという枝豆を届けてくれました。

イタリアの人々は(特に中部トスカーナや南部のプーリアなどでは)本当によく豆を食べますが、私はちょっぴり豆類が苦手。祖母や両親との同居が長かったので、子供の頃から家では毎日何かしらの豆料理が食卓に並び、すでに一生分のお豆を食べた気がしています。

そんな私が、レッスンでは盛んに豆を使った料理を教えているのは随分なことのようですが、身体によくておいしいから、生徒の皆さんはこれからもたくさん豆料理を食べてくださいね(笑)。

豆の中では枝豆とひよこ豆が大好き!豆といっても、ちょっと固い食感が好みなのかなぁ、と思います。塩茹でした枝豆はとまらないおいしさで、数年前からNYでも大人気だそうですが(&私の知っているインド(=豆食いの国)人の知り合いも皆、枝豆が大好物!です)、手軽でくせがなく、誰もが好きなのも頷けます。

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ちなみに…せっかく新鮮なものを頂いたので、すぐに茹でてみたところ、とっても甘くてビックリ!だだちゃや丹波といったブランド枝豆はもちろん香りが高くて美味しいけれど、「穫れたて」というだけでこんなに美味しいものなのですね〜。

最後に、もうひとつ。レッスン中に冷蔵庫に移した、イングリッシュマフィンの残りの生地は、こうしてフライパンで焼き上げました。なるべく薄目に成形するのがコツ。フタをしてごく弱火で10分、返してまた10分。

たくさん焼くにはオーブンのほうが俄然便利だとは思いますが、ナンでもマフィンでも直火でナンとか焼けるもの。暑い夏にはフライパンでのパンの焼成も手軽でお勧めです。
by amarone-masi | 2010-07-23 17:56 | レッスン
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