アーリィ・サマー・ベーキングの講座も今日でおしまい。第三回目はイングリッシュマフィンとスコーン2種を教えました。
しかし、すでに先週から初夏というより盛夏並みの暑さを迎え、今日もまた朝からものすごい暑さ!猛暑の中お運び頂きました生徒の皆様、本当にどうもありがとうございました。
アフタヌーンティにつきもののスコーンですので、「シルバーの三段トレーをご用意しようかなぁ」と思っていたのですが、何しろこの暑さです。
目にも涼しいように、カジュアルな麻のクロスやナプキンにもテイストの合う、籐の2段トレーをご用意してみました。このままではちょっと様子が淋しいから、ベランダのジャンボミントでお化粧を。
ジャムは2種類、市販のものにちょっとだけ手をかけて、ラズベリー&ストロベリーのWベリージャムに、生のブルーベリーを増量したブルーベリージャム。
俗にいう、「オオカミの口」もぱっくり開いた、バター控えめの英国式スコーン。マナーハウスの講師のかたから教えてもらったレシピを、ほぼそのままで再現しています。
お菓子を専門に勉強しておりましたので、それこそたくさんのレシピの中から選んだ基本のスコーンがこれ。さくっとしているけれどパサつきはなく、少ししっとりしているのに全く重くなく、お食事代わりにいくらでも頂けそうな、飽きのこない配合。
お菓子の場合は、配合の黄金率みたいなものってありますよね。
途中でオーブンが消えていて大騒ぎだったけれど、ナンとか無事焼き上がったイングリッシュ・マフィン。
そして、イングリッシュ・マフィンにはポーチドエッグをのせ、オランデーズソースをかけて、ホテルの朝食でお馴染みの「エッグ・ベネディクト」に仕立てました。
せっかくイメージするオランデーズのために卵の黄身の色にもこだわったというのに、ベーコンの代わりに家にあった生ハムをかりっと焼いているところはぱちっと撮っていたというのに…肝心のできあがりを撮り忘れ。
すっかり暑さボケでしょうか、もうひとつの配合のアーモンドののったチーズ入りスコーンも、同じく見事に撮り忘れました。チャンスがあれば、また日を改めてご紹介しますね。
いずれもシンプルな配合で、手順に慣れれば、あっという間に成形までいたれる失敗の少ないお菓子やパンばかり…今日のメニューは全て、焼き時間も15分以内ですから、是非近いうちに復習なさってみてください。
では、酷暑の予想される8月をのりきって、9月にまた「アーリィ・オータム・ベーキング」でお会いしましょう♪
PS と、記したところ、優しい参加者の方が早速今日の写真を送って下さいました。携帯電話のお写真ですが、いつご紹介できるかわからないので、イメージのためにあげておきますね〜。エッグ・ベネディクト、大好評で嬉しい!
ちなみに、エッグ・ベネディクトと一緒にのせたのは、基礎科の皆さんと一緒に作ったジェノベーゼを使ったポテトサラダのオープンサンドです。