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 ~ イタリア料理・西洋菓子教室主宰 田中玉緒のオフィシャルブログ
バター
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先週レッスンにみえた生徒さんから頂戴した、フランス産のバターたち。有名なエシレの無塩、有塩、そして、ゲランドの塩の粒入りバター。以前レッスンでも、ボルディエのバターを紹介したことがありますが、バターばかりはヨーロッパのそれが断然美味しいなぁ、と思います。

子供の頃からバターが好き。たくさん食べるわけではないけれど、バター特有の風味が好き。学校給食以外では、トーストにマーガリンを塗ったことがありません。

イタリアに暮らし始めたとき、まずビックリしたのがバターの違い。無塩が基本だということはもちろんですが、普通のバターにも発酵バターのような風味が感じられます。

アメリカには、バターを適温で保存できるように、バターと一緒にお水が入るバターケースもあるそうですね。興味を持ちましたが、バターをあれだけ消費しているフランスでも、そんなケースは見たことがありません。「どうしてだろう?」と考えてみると、合衆国ではバターを塗り広げてサンドィッチを作るのに対し、欧州の人々はパンにバターを分厚くのせてバターも味わって食べている感じ。バターがやわらかい必要がないのかな?

しかし、おいしいバターを頂くと、それだけで翌朝の朝食が楽しみになります。
by amarone-masi | 2010-03-18 07:15 | 食材
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