先日食事にお招きしたゲストから、おいしい宅急便がクールで届きました。ふっくら炊きあがった、和歌山県の
「山利」の釜あげしらすは、塩分控えめで、とってもおいしいご飯のお供です。
和歌山県の産物にも好きな食材がたくさんあります。特に素晴らしいのが、和歌山産の枝つきプチトマト!抜群の糖度に加え、トマトらしい懐かしい風味がしっかりするのです。とはいえ、和歌山県加太沖でしらす漁が盛んだとは知りませんでした。
しらすの旬は春かと思っていましたが、秋は秋で、「秋しらす」といって、夏を過ぎて急に水温が下がり、越冬のために脂分が多くなったシラスは、地元では大変人気があるのだそう。春しらすよりサイズも大きめです。
和歌山では11月くらいから、「秋しらす」に切り替わるとのこと。でも、今回頂戴したものだって十分においしい立派な大きさの品でしたし、来月のレッスンで是非パスタでご紹介して、実際皆さんが復習なさる頃には、「秋しらす」のお取り寄せも可能なのがベストかな、と思っています。来月もお楽しみに!
こんなふうにして、定番の大根おろしと大事に食べていた、頂きものの「釜あげしらす」ですが…
冷蔵4日ということでしたので、冷凍する前にはパスタにしてみました。パンチェッタの代わり?に、茄子のパスタにアクセントで添えたこれがとってもおいしくて、日本版のアッラノルマ、はあっさり完成。
一緒に手土産で頂いた、目黒の「八雲もち」も好物です。私も以前、おすすめのお菓子としてご紹介したことがあるのですが、おいしい手土産をたくさん知っているのは、大人の女性の魅力のひとつですよね。
試作を兼ねた食事にお招きして、恐縮しつつもいろいろおいしいものを頂戴してしまい、まさしく「海老で鯛を釣った」ような、初秋の一夜でした。