今週のテーブル花はこんな感じ。長方形のポットに、ムスカリの球根とベランダ栽培のレタスの葉っぱを入れて、余った花材や同じくベランダのピンク・アイビーですき間を埋めてみました。
せっかく桜の時期ですので、「年に一度くらいはピンクのクロスを使おう」と決めてから、花を選びに行ったのですが…そもそもピンク色が苦手なせいか、どんどん野暮ったくなるようで私の手にはとても負えませんでした。
充電器が家出から戻ったデジカメも、設定モードがおかしいのか、どうやら不調です。実際はもう少しさわやかで素敵(おそらく!)なのですが、こうして写真を見返してみても本人は今ひとつ…。
でも、やってきたアシスタントさんたちには、「可愛い〜」と好評で、ずっと眺めているうちにだんだん馴染んできたようです。今月のレッスンはすっかり春の献立ですから、テーブルも春の息吹を感じられるほうが、ね?
大きな花器に生けていたコデマリの枝を、小さく分けてスノウホワイトの薔薇とゴブレットに挿しました。
センターにかけた正方形の麻のクロスは、大事なイタリア人のお友達Maraさんにもらった帰省土産。トスカーナが一番長かった私も何色か持っているクロスですが、ざっくりとした織り方と刺繍がとっても素敵です。自分で選ぶことは決してないとしても、親しい友人から「あなたのイメージにピッタリだから」と、こんな甘い色のクロスを送られるのはナンだか嬉しいものですね。